digital 千里眼 @abp_jp

アナログな日常とデジタルの接点

ABP フィルタ職人入門:レピュテーションの確認

今回は、調査の有用な情報源になる「レピュテーション(評判)」で「クロ」になる例

調査の流れ

前回 は www.aguse.jp で調べる際「外部と接続するオブジェクト」の「カテゴリ」、特に「script」「iframe」に注目した。そのドメイン名がわかった時点で、ザックリとレピュテーションを調べておくと時間短縮につながる

URLVoid.com

  • 複数のレピュテーションを一括で調べることができる(レスポンス悪いが放り込んどけ...みたいな)

「虫めがね」アイコンは情報ソースへのリンク

WOT

  • 言わずと知れたレピュテーション情報の中心であり元祖
  • 一般ユーザーのコメントが役立つことも多い(ただし、レピュテーションの意図的な操作も散見される)


McAfee SiteAdvisor

  • McAfee のレピュテーション(Norton Safe Web は実用的なレベルに達していない)
  • 一般ユーザーの情報が McAfee の評価より正確なことも多い
  • 蛇足だが、ブラウザアドオンの出来は微妙...


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Google セーフ ブラウジング

  • Google が独自に収集しているマルウェア情報
  • 検索ページがないので、http://google.com/safebrowsing/diagnostic?site=ドメイン名またはURL と直接 URL を作成するか 検索プラグイン を利用するといい


判定の基準

  • 複数のレピュテーションで「クロ」ならほぼ間違いない
  • 情報不足なら JavaScript 等を更に詳しく調べる必要がある(次に続く...)