digital 千里眼 @abp_jp

アナログな日常とデジタルの接点

AV-Comparatives から最新のアンチウィルスソフト比較テストレポート(遡及テスト)出ました

今回行われた「Retrospective/ProActive Test」テストのポイント

  • アンチ・ウィルスソフトのウィルス定義ファイルを8/4版で固定(更新しない)
  • アンチ・ウィルスソフトの検出力を最大に設定
  • 8/4〜8/31の間に採取された新しいウィルス検体を用いてテストされた
  • オンデマンド(手動操作)でウィルス検査を行った

つまり、このレポートは「定義ファイル更新に頼らないでどのくらい新たなウィルスを検出できるか」の目安になる

テスト結果の入手

http://www.av-comparatives.org/

今回のレポートはPDFで場所は

テスト結果の見方で注意点

検出力の数字だけで判断しないこと。たとえ検出力が優れていても False Positive(誤検出)が多い製品はユーザーを必要以上に混乱させてしまう

今回のテスト結果を見ての感想

  • 検出力だけを見た場合、上位は AVIRAKaspersky、GDATA、"ESET NOD32" とほぼ予想通りだったが、Symantec は振るわなかった
  • 検出力上位には誤検出が多い。検出力上位の中で "ESET NOD32" 以外は誤検出が多く、使うのは厳しいだろう
  • 同一製品を ESET と書いてみたり NOD32 と書いてみたりするのはやめてほしい...
  • Symantec は利用ユーザー数が多いだけあって無難なチューニングとなっているようだ

参考までに今回のテスト結果(上位のみ)


どうでもいいこと

  • 1つの英文が長過ぎて読みにくい...