Adblock Plus 2.0.1 リリース（の日本語訳）

久しぶりのメジャー・バージョンアップです。機能的にはポップアップ広告ブロックの強化程度ですが、設定画面にはかなり手が入りました
誤訳、誤リンクあれば指摘願います

ダウンロード

主な変更点

ブラウザ内蔵ポップアップブロッカーでは効かないケースでのポップアップブロック機能のサポート（forum topic）
フィルタやその購読の管理を容易にする新たなフィルタ設定画面（forum topic）
好きなだけフィルタグループをつくって自作フィルタを自在に分割構成できる
バックアップと復元の対象はカスタムフィルタだけでなく全フィルタと設定が対象となる
「控えめな広告を許可」設定を追加（フィルタ設定で変更可能。詳細）
2.0.1 をすぐリリースした理由は AMO が Firefox の最低動作バージョンとして 3.6.13 を受け付けないため、一時的な回避策を追加したから（ビルド #3348 参照）

英文ソース１：Adblock Plus and (a little) more: Adblock Plus 2.0 released
英文ソース２：Adblock Plus and (a little) more: Adblock Plus 2.0.1 released

詳細

特徴
- 上記「主な変更点」と同じ
ユーザーインターフェース
- リトアニア語の再収録
- 設定画面をアドオンマネージャ内に表示
- 「Facebook で勧める」ボタンがより汎用な「Adblock Plus に貢献する」に変更
- ブロック可能項目一覧：フィルタのソースカラムを追加（デフォルト非表示：forum topic）
- ブロック可能項目一覧：種別で検索時、翻訳語もフィルタオプション名同様に使えるようにした（forum topic）
- フィルタ作成：画面で選択した順にフィルタオプションを追加するようにした（forum topic）
- フィルタ設定：無効状態のフィルタを含む購読には赤文字で警告を表示（forum topic）
- 不具合報告：プライバシー上の配慮からローカルファイルの購読をサーバーに送信しないようにした
- 不具合報告：ユーザーがフィルタ購読しているかチェックする方法を修正（forum topic）
- Adblock Plus アイコンを表示するオプションに一貫性をもたせシンプルにした
- 「フィルタのヒット数をカウント」オプションを可視化
- 「ブロックした要素を消す」オプション名を「ブロックした要素の「代わり」を非表示」に変更
- アクセシビリティの観点から、ツールの Adblock Plus メニューを Adblock Plus アイコンのクリック時と同じにし、「表示」内のメニューを削除
- 修正：ツールバーの Adblock Plus ボタンで、コンテキストメニュー上で右クリックすると更にコンテキストメニューが表示される（forum topic）
- 修正：コンテキストメニューを使うとメモリーの解放を妨げる（forum topic）
コア
- 最低動作条件が Firefox 3.6.12 に変更になり、これより古いバージョンはサポートしない。同様に Thunderbird は 3.1.7 以上、SeaMonkey は 2.1 以上が必要動作要件となる。Songbird と Prism はサポートしない。
- document と elemhide フィルタオプションがトップレベル以外にフレームに対しても有効になった
- sitekey フィルタオプションを追加し、例外を複数サイトに適用できるようにした
- フィルタオプションの xbl, dtd, ping は other と同じ扱いにした。これらのリクエストは稀であるため（forum topic）
- リダイレクト追跡機能をシンプルすることで、同じ箇所で発生しているメモリー等の問題の発生を取り除いた（bug_672111 bug_653533）
- フィルタ購読内のコメント ! Homepage: http://example.com/ を認識するようにした
2.0.1
- 修正：補完フィルタ購読時、なぜか別の主フィルタ購読が追加されてしまう（forum topic）
- Firefox 3.6/Thunderbird 3.1 の古いリリースの使用を強制しないようにした（addons.mozilla.org の制限を回避するため）