digital 千里眼 @abp_jp

アナログな日常とデジタルの接点

システム運用の脆弱性を「12月29日に新幹線が止まった事故」から学ぶ

  • http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/c256696b2cc541f482d4221eba041758/
    • 112本が運休、146本が遅れ、13万7700人に影響を与える大混乱となった。自然災害以外での輸送障害では、19万人に影響が出た1997年11月以来の規模
    • 計画の変更とそのデータ入力の作業が「夜間では最大規模」(JR東日本)に膨れ上がった
    • COSMOSと呼ばれる大規模なシステムによって運行が一括管理されているJR東日本の新幹線だが、実は運行計画の変更については、いまだに人の手で行われている。今回の計画作成には5人程度が携わったが、高度な判断を要するパズル的作業のため、人数を増やして分担するにも限りがあるという。加えて、変更データをシステムに入力する作業はたった一人の担当者に頼らざるをえない

COSMOSは最新のシステムとは思えません。メンテナンスされずに使い続けられたような印象を受けます

  • システムは常に「改善」という名のメンテナンスが必要な生き物です。大きすぎるシステムは設計が複雑で、完成した後に問題がなければあえていじらないこともあります。予算が付かなければなおさらです。これを機に既存のシステムのライフサイクルについて再点検する必要がありそうです
  • 今回の件と関係ありませんが、開発者と運用者が真っ二つの体制も端から見てて不安ですね