ESET の NOD32 が定義ファイル 5129 (20100519) で誤検出?
2010-05-21 Fri 04:20 JST に定義ファイル 5133 で再度確認してみたら無反応だったので「誤検出」だった模様
潜在的な脅威「Win32/PSWTool.OperaPassView」の嵐
「NOD32定義ファイル: 5129 (20100519)」で追加された「Win32/PSWTool.OperaPassView」がマズイみたいです。Windows ユーティリティ等を数多く提供している NirSoft のプログラムを「潜在的な脅威」として検出します(わたしにとって脅威なのはむしろ NOD32 の方ですが...)
ウィルス定義で出てくる OperaPassView とは
- 前述の NirSoft が作った Opera のパスワード回復ソフト OperaPassView を指していると思われる
- BluetoothView、 DiskCountersView、WinPrefetchView と作者は同じだがプログラムの内容は異なることから、ウィルス定義の条件に何らか問題があり「混同」が発生していると推察できる
誤検出の可能性が高い(警告が何回も出てウザイ)
VirusTotal で検査した結果
誤検出の可能性が高いときの対処法
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- 「何もしない」を選んでおき、
- どうしても実行する必要があるときは「サンドボックス」実行とする
- しばらくしてウィルス定義が更新されたら再確認(繰り返し)
もし多数のアンチウィルス製品が VirusTotal 等でウィルスとして検出するなら、それは誤検出ではなかったということになる
ウイルス定義データベースのアップデート情報 のページ長過ぎ
- 検索機能を付け、1ページを短くするとよいかと(サーバ負荷的にも)