digital 千里眼 @abp_jp

アナログな日常とデジタルの接点

自分が使っている polipo(solipo) 設定(最新)

  • ページが長くなっていたので、以前紹介した polipo(solipo)のカスタマイズした設定部分のみ分離し引っ越しました。今後はここのリストをメンテしていきます
  • ZumoDrive を使ってダウンロードできるようにしてみた 2009-04-20 追加
更新履歴
更新日 更新内容
2010-05-21 Fri メモリ使用量を増やしてもパフォーマンス向上してない気がしたので、メモリ周りの設定をデフォルトにしてみた(自分の設定値をコメントアウト
2010-05-04 Tue メモリ周りの設定を半分に絞ってみた
● chunkHighMark 134217728 => 67108864(64M)
● chunkCriticalMark 100663296 => 50331648(48M)
● chunkLowMark 50331648 => 25165824(24M)
2010-01-09 32 bit アプリのメモリ不足が発生することがあったので、使用量を減らすよう設定変更
● chunkHighMark 201326592(192MB) => 134217728(128MB)

自分が使っている polipo(solipo) 設定

  • 使用法
    1. polipo(solipo)添付の config ファイルに追記する
    2. 元ファイルで設定済みの項目を重複指定するのは混乱の元なので、どちらかを # でコメントアウトすること

dnsUseGethostbyname = true
uncachableFile = "uncachable"
forbiddenFile = "forbidden"
dontCacheRedirects = true
diskCacheUnlinkTime = 1d

allowedClients = "127.0.0.1"
#chunkHighMark = 67108864
#chunkCriticalMark = 50331648
#chunkLowMark = 25165824
#objectHighMark = 163840
#publicObjectLowMark = 100000

logLevel = 0x1
scrubLogs = true
logSyslog = true
dnsMaxTimeout = 1s
dontCacheCookies = true
maxDiskEntries = 12
clientTimeout = 60s
serverTimeout = 60s

serverSlots = 256
serverSlots1 = 128
serverMaxSlots = 512
pipelineAdditionalRequests = false

設定値の解説

  • The Polipo Manual(英語)読めばだいたい分かりますが設定を解説すると...
設定値 自分の使っている設定値 解説
dnsUseGethostbyname true 特に DNSサーバの指定がなければ true でよい
uncachableFile "uncachable" キャッシュしたくないドメインやURLを指定するファイルの名前を書く。(ファイルがなければインストールディレクトリに空ファイルでもいいので作成
forbiddenFile "forbidden" アクセス禁止にしたいドメインやURLを指定するファイルの名前を書く。(ファイルがなければインストールディレクトリに空ファイルでもいいので作成明日詳しく説明する
dontCacheRedirects true リダイレクトをキャッシュしない(当たり前ですね)
diskCacheUnlinkTime 1d ハードディスクに保存されたキャッシュは1日間有効
allowedClients "127.0.0.1" polipoにアクセスできるのはこのコンピュータだけ
chunkHighMark 67108864 使用するメモリー量(単位:バイト)の上限。デフォルトは24メガもしくは搭載している物理メモリーの25%
chunkCriticalMark 50331648 chunkHighMark と chunkLowMark の間に設定する数値(単位:バイト)。ここで指定したメモリー使用量を超えると、polipo はコネクションを切断することなくメモリー使用量を減らす
chunkLowMark 25165824 ここで指定したメモリー使用量を下回ると polipo はメモリーを使用しているオブジェクトを破棄しなくなる
objectHighMark 163840 モリー内に保持されるオブジェクトの最大数
publicObjectLowMark 100000 オブジェクトが破棄されておらず、しかもこの値を下回っている間はメモリーからディスクへ待避しない
logLevel 0x1 エラー以外はログに書かない
scrubLogs true プライバシー情報をログに書かない
logSyslog true syslogにログを書き出す(有効かどうか不明)
dnsMaxTimeout 1s DNSクエリーのタイムアウト時間
dontCacheCookies true クッキーをキャッシュしない
maxDiskEntries 12 開いたままにしておくファイル識別子数の上限
clientTimeout 60s polipoに接続するソフトのタイムアウト時間
serverTimeout 60s polipoからインターネット上のサーバーに接続する場合のタイムアウト時間
serverSlots 256 サーバー側が Keep-Alive サポートしている場合の最大接続数(HTTP 1.1 用)。この数値の調整はパフォーマンスを劇的に改善する可能性があるもののRFCに違反する可能性があります
serverSlots1 128 サーバー側が Keep-Alive サポートしている場合の最大接続数(HTTP 1.0 用)。この数値の調整はパフォーマンスを劇的に改善する可能性があるもののRFCに違反する可能性があります
serverMaxSlots 512 サーバー側が Keep-Alive サポートしていない場合の最大接続数。この数値の調整はパフォーマンスを劇的に改善する可能性があるもののRFCに違反する可能性があります
pipelineAdditionalRequests false リクエスト中のコネクションに更なるリクエストをパイプライン送信するか(「maybe」はsmallRequestTime(デフォルト:5秒)以下の小さなリクエストを従うかたちでパイプライン送信される)
ワンポイント
  1. モリー使用量はメモリー搭載量に応じて変更することをオススメします
  2. 接続数は多すぎるとカクカクするかもしれません。その場合は接続数を下げpolipo を再起動する必要があります