2008-11-15 国家倒産の時代 アイスランドのケース 週末教養 http://sankei.jp.msn.com/world/europe/081113/erp0811132341007-n1.htm 中央銀行は、大手3行の対外債務が膨れるのに合わせて、外貨準備高を積み増す必要があったという。同国の外貨準備高は28億ドル(約2700億円)で、ケニアやガーナよりも少なかった 先月27日にはアイスランドの最大手銀カウプシングが日本で発行した円建て外債(サムライ債)500億円が債務不履行になった。国民保護のため真っ先にカネを差し押さえた英政府と、借金を踏み倒されても鷹揚(おうよう)な日本政府の対応との違いが浮き彫りになった 外貨準備高も欧州中央銀行(ECB)の基準に合わせていた 外貨建て住宅ローンは政府の救済策として1年間凍結される見通し 救済策で国営化された銀行が債務不履行になったのだから、国家財政が破綻し会社で言うところの破産状態であることは間違いない。IMFによる救済策もいまだ正式に発表されていない。OECD加盟国全てがGDPでマイナス成長となる現在の経済状況では、各国は国内経済の立て直しに夢中でアイスランドにかまってられないのだろう