ABP Japanese Filters をフランスのドメイン(fr)で使っているユーザーにお知らせ
トップレベルドメインが FR で誤作動するようになります
- ブラウザ言語設定フランス語で Adblock Plus で解決できないタイプの広告を毎日のように繰り返し執拗に送ってくるユーザーがいて、日本語はともかく英語でコミニケーションしようとしても反応せず、当方の労力が無駄に消耗し迷惑なので、ABP Japanese Filters の利用を断念させようとフランスのドメインで誤作動するよう poison フィルタを追加しました
- この問題については Adblock Plus 開発者とも根本的な対策を協議中ですが、まだ議論の最中で解決策の実装まで時間がかかりそうなので、自分でも対策を考えて実施という次第です
私自身はフランス語読みませんが、もしユーザーでお気づきの点などあれば参考にしたいので知らせてもらえると助かります
今後、フランス語圏以外でも同様の対策を実施する可能性があります。相手の出方次第です
poison フィルタが邪魔な場合
- (面倒ですが)Poison フィルタを手動で一旦全部無効にし、自動更新を OFF(extensions.adblockplus.subscriptions_autoupdate を false)にすることで、やり過ごすことができます
- セカンドブラウザ(Firefox なら Beta、Aurora、Nightly、Google Chrome なら Canary、Opera なら Opera Next)を使う
- プロファイルを分ける
- (ホワイトリストは通常フィルタより優先されるので)自分でホワイトリスト(例:@@|http:*.fr^)を用意する
といった回避方法があります
背景情報
フィルタを Adblock Plus 公式サイトに登録 してからかなりの月日が経ちました。現在では海外ユーザーが増え過ぎ、不具合報告の約8割が海外ユーザー。これは(意外かもしれませんが)嬉しくない誤算です。例えば...
- フィルタ購読名に Japanese って入ってるのに、自分が一生訪れないようなページや読めない言語で書かれたページに関する不具合報告が発生(ロシア語ならまだマシでアラビア語やヘブライ語なんかは広告とコンテンツの区別がつかない...orz)
- 不具合報告で要求される「報告の質」について、英語さえもわからないんじゃ周知することができない(ABP Japanese Filter ではコメントやスクリーンショットのない不具合報告は調査に時間ばかりかかるのでスルー)
- コミュニケーションできないまま、繰り返し Adblock Plus で解決不能な広告の不具合報告が届く(無限ループ...)
⇒ このままではお互いがストレスの原因なので、繰り返し執拗な迷惑行為を行う言語圏に対し、対策を実施することにした
補足:不具合報告の誤算
- ユーザーが不具合報告する敷居が下がったのは良いが、初心者ユーザーが増えすぎて逆に報告の質が低下... orz
- 「何回も不具合報告を送れば対応してもらえる」または「この広告ブロックしてみろ」と考えている海外ユーザーがいて、報告数が増加の一途... orz(50件/日は1人でボランティアできる量ではない)
- 電子メールにあるスパムブロック機能がまったくない(フィルタ購読の作者がむき出しで矢面に立たされる感じ)
今回の件と関係ないけど日本人ユーザーの不具合報告も問題が多い
- 無償「サービス」と誤解して「客」として振る舞い、またそのように扱うよう要求するユーザーが発生... orz