digital 千里眼 @abp_jp

アナログな日常とデジタルの接点

金融の現状としくみを深く理解するための資料(Gesell Research Society Japanより)

この資料は今回の金融危機が寝耳に水だった人に勧めます

米国主導で進められたグローバル化は(鎖国でもしない限り)ボーダーレス化した市場を生みだし、その相互作用を排除しコントロールすることは政府でさえ不可能になった。どこか遠くの国で起こったバブルは必ず他の市場にも影響を及ぼす。今回の金融危機はたまたま資産規模の大きい米国で起こった為に、結果としてそのバブルも大きくなったに過ぎない

こうした経済環境の変化は、日本人の考え方にも大きな変化を強要することだろう。海外のリスクが対岸の火事ではなくなる。今後は海外の経済動向も注意深く読み取る必要がある

資料は下記リンクの「PDFを読む」から
  • 第20号、2001年12月 – Gesell Research Society Japan ゲゼル研究会
    • わが国の借金は...(中略)...国・自治体併せてもう 1000 兆円を軽く越しています
    • 今の税収というのは 1985 年の税収と一緒です。50 兆円。せいぜいいって 55 兆円。この間に日本の GDPは 330 兆円から 520 兆円まで増えています。「消費税」も導入されました。それなのに同じなんて、変でしょ。理由は単純明快。所得税法人税最高税率を引き下げたから
    • アメリカという国では、たった 400 人の人間が、国富の 25%を握っているんですよ。たった 1%の人間で、70%の富を持っている
  • ところどころ日本語がおかしいですがよくまとまってると思います
  • 前半は金融の与信機能とそこから生まれる通貨について書かれている。特に引用しなかったが説明はわかりやすい。復習をかねて目を通すと良いだろう
  • 「経済成長」と「経済膨張」は異なるか...